発売元:ソウ・スウィート・パブリッシング
発売日:2022年9月13日前後 ※全国の書店やECサイト、当社のECサイトで順次販売。
品種:書籍
定価:2,750円(本体2,500円+税)
仕様:B5変(180×180mmの7インチ・レコードサイズ)/160ページ/4C
本著は、現在活動しているThe Birthdayのほかにも、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ROSSO、MIDNIGHT BANKROBBERS、THE GOLDEN WET FINGERSといったロック・バンドで活躍してきた日本屈指のロック・ボーカリスト=チバユウスケさんが、自身の音楽人生において欠かすことのできない重要なレコードの数々を紹介する書籍です。貴重なアナログ・レコード・コレクションの写真と共に、チバさんが自身の言葉で“音楽愛”を掘り下げていきます。
7インチ・レコードのジャケットと同じサイズの判型の160ページの中に、250枚を超える貴重なレコードの写真の数々を凝縮。ジョニー・サンダースやストレイ・キャッツ、ザ・ルースターズ、ドクター・フィールグッド、フェイセズ、ニック・ケイヴ、マイ・ブラッディ・バレンタイン、スペシャルズ、ザ・クランプス、ザ・スミスなど、チバさんが10代の頃に出会いロックにのめり込むきっかけになったレコードから、「今聴いてもブッ飛ぶ」と語る名盤、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTで活動を共にした盟友・アベフトシさんに教えてもらったというアーティストのレコードまで、12のジャンルに分けて掲載しています。また、作品との出会いを振り返った貴重なエピソードも見逃せないポイントです。
さらに巻末には、レコード同様にチバさんが集めてきたバンドTシャツのコレクションの一部も特別に掲載。レコードからTシャツまで、チバさんの一貫した音楽愛を感じ取れる1冊となっています。
■本書より抜粋
ザ・ルースターズとザ・モッズ。初めて聴いた時は、言葉では説明できないくらいシビれた。 ひょっとしたら自分が“バンドをやりたい”と思うきっかけのひとつになっているかもしれな い。だからこそ根源的なところで、とても大切な存在だよ。 ───本書「ROOTS」より抜粋
ミッシェル・ガン・エレファントっていうバンド名は、ダムドの3rdアルバム『Machine Gun Etiquette』が元になっている。昔はレンタル・レコード屋っていうのがあって、そこにパンク・ コーナーがあってさ、いろんなバンドの作品を見つけては聴いていた。そんなある日、ジャ ムやクラッシュと一緒に借りたレコードの中にダムドもあったんだ。 ───本書「PUNK」より抜粋
モノクローム・セットやザ・スミスにもロカビリーの要素を感じる。ジョニー・マーもグレッチ のギターを使っていたし。80年代に活躍したニューウェーブ・バンドを聴くと、その根底にロ カビリーの要素を持っている連中が結構いるんだよね。モノクローム・セットの「The Monochrome Set」は、曲の中盤で突然転調したりして、聴いた時に“狂ってる”と思った。で も独特でカッコいいんだよね。 ───本書「BRITISH」より抜粋
■目次 ・INTRODUCTION ・ROOTS ・PUNK ・PUB ROCK ・GARAGE ・ROCK ・DOMESTIC ・SKA ・ROCKABILLY & PSYCHOBILLY ・BRITISH ・SOUND TRACK ・US ALTERNATIVE ・JAZZ ・T-SHIRT ・POSTSCRIPT
■著者プロフィール チバユウスケ THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、ROSSOといったロックバンドのフロントマンとして活躍したのち、 現在はThe Birthday、MIDNIGHT BANKROBBERS、The Golden Wet Fingersなどで活動中。 1991年のデビュー以来、一貫した強烈なロックンロール・サウンドと唯一無二の歌声で、日本のロックシーンを牽引し続けている。 8月には、ソロプロジェクト・YUSUKE CHIBA -SNAKE ON THE BEACH-として4枚目のアルバム『SINGS』をリリース。